夢と魔法のヲタク人生

推しがいればいつだってそこが夢の国!

推しの最後のヲタクになりたい話


推しが、20歳になった。


きらきらしていて、ふわふわしていて、世界中の誰よりもアイドルになるために生まれてきた推しが、誰にも誘拐されずに(奇跡!)めでたく20回目のお誕生日を迎えました。


これはそんな推しの記念すべき日に際して、「好き」貯蔵ダムが決壊したヲタクの、ちょっとした夢の話です。



まずは、20歳のお誕生日おめでとう!


君は「自分の誕生日が1年でいちばん好き」だといつも言うけれど、わたしも君の誕生日が1年でいちばん好きです。


一生に一度の20歳の誕生日という特別な日をアイドルとして、わたしの推しとして迎えてくれたこと。

20歳の君にほんのちょっとでもわたしが関われていること。

誰かを応援している身としてこんなに幸せなことはないなあと思います。


君のおかげで、わたしはいつも世界中の幸せを独り占めしている気分です。



さて、そんなヲタクの脳内に突然「推しの最後のヲタクになりたい」という夢が発生したわけなんだけれども。


どうしてそんな突拍子もないことが起きたのかというと、きっかけは「最初のヲタクになりたかった」ということに尽きると思う。

(無理な話である。はじめて会ってから2年に満たない新規がどうあがいたら「最初のヲタク」になれるっていうんだ。物理の勉強からやり直せ。)


そんな物理的に不可能なことを考えるヲタクに、ダムの決壊で目を覚ましたマリー・アントワネット(心在住・ヲタク論のスペシャリスト)が突然、話しかけてきた。


「最初になれないなら、最後になればいいじゃない」



いやいや「最後のヲタク」ってなんやねんという話である。

わたしも、友達に「最後のヲタクになりたい」って言われたら壮大すぎてスペキャになると思う。わかる。規模がおかしい。


残念ながら当のわたしも上手く説明できないのだけれど、

ただ、なんとなく漠然と、「推しのアイドルとしての最後の記憶に残りたいな」と思った。



プライベートを隠すのがちょっぴり苦手(笑)な推しに、怒って泣いて「もう降りる!」ってわめき散らしても、


お疲れ気味の推しに八つ当たりされて、「券全部捨てて帰りたい」って泣く日があっても(この場合、午後には大体仲直りしてるけれど)、


最後は仕方ないなあって笑って、次は許さないって一生来ない「次」の話をしたい。



それも推しの一部だし、というか結局そういう素直で自由でわがままなところも好きなんだよなあ。本当に惚れた弱みで困る(笑)。



だから、好きなように生きてほしいし、そんな推しの家族とメンバーの次くらいには味方でいたいと思っている。



そして、いつかその日が来たら、笑って背中を押せるようなヲタクでありたい。

嘘、たぶん泣いちゃうから、泣き笑いでぎりぎり許してもらえると嬉しいな。

君が「アイドルになってよかった」って思える理由のひとつになれたら、きっとそれ以上に幸せなことはないと思います。


まあその日が来るのがなるべく遅くなるように「アイドルを続けたい」って思ってもらえるように頑張るけどね(笑)



上手くまとめられなかったな、国語の偏差値全国上位だったはずなのに()



最後にあらためて、

お誕生日、本当に本当におめでとう。


聞かせてくれた抱負のとおり、君らしい素敵な大人になってね。ちょっと逞しくなった君が見せてくれる景色を楽しみにしています。


10代の君と出会えて幸せでした。

20代もよろしくね。

たくさん楽しい思い出がつくれますように。

そして少しでも長く一緒にいられますように。



コレサワの「最後の彼女になりたかった」と、

世界でいちばん愛らしい推しへ愛を込めて。